みんなでHoI4をやろう!
導入DLC | No step Backまで |
人入り | チェコスロバキア(著者)、フランス |
著者の能力 | 中級くらい |
著者の経験 | 前作HoI2系1000時間以上プレイ、HoI4は1443時間プレイ(執筆時) |
民主主義の砦
1936年。ヨーロッパに、再び軍靴の音が聞こえはじめていた。
この20年の間、各国は近代的な歴史学を発達させた。みなが血眼になって、「自国があの悪夢を引き起こしたわけではない」ことの証拠を集めたのだ。
「第三帝国だって!」と、ヴェネシュ大統領は嘲る。また、ドイツが戦争への道を歩み始めたのかという、呆れと、いくばくかの呆れをもってして。


ラヴァル首相。フランスがドイツのラインラント進駐の試みに厳重に抗議をしてくれたことに対し、最大限の賛辞と、謝意を表明したい。おかげで彼らはラインラントへの進駐を諦め、尻尾を巻いてフランクフルトへ逃げ帰ったようだ。『洗濯がまだ終わっていなかった』のかもしれないな

それには及ばない。ドイツは明確にロカルノ条約に違反したのだ。我がフランスは、前回の戦争で夥しい数の若者を失った。あれから20年……生まれるはずだった多くの命が、生まれることなく、統計の中に消えた。私自身はドイツの反共政策には賛成だが、わが国が脅かされるとすれば、話は別だ。イタリアのムッソリーニが始めたファシスト的な伝染病がこれ以上広がらないよう、我々も――


あ

え、エチオピアはヨーロッパじゃないから……
しかし、その後もファシズムは世界中で伸長していく。





ずいぶん戦間期たんぱくだな

HoI4プレイヤーにとって戦間期なんてYouTubeの広告より飛ばしたいものでしょ?

ゆうちゅ……なんだって?
ミュンヘン非会談

ということでドイツよりズデーテンの割譲要求が来た。国境線にドイツ軍主力の姿も確認できている。ハンガリーがかつての領土問題を持ち上げてきているという話も聞く。英仏、そしてソビエトはドイツと水面下で交渉を行っているということだが、ラヴァル首相、進捗はどうだ。彼らはこの悪辣な侵略行為をやめるだろうか

残念ながら。しかし、我々はチェンバレンと違い、決してチェコスロバキアを見捨てることはしない。ソビエトの熊の脅威が東から迫る中、チェコスロバキアという民主主義の砦を失うわけにはいかないからな!

フランスの外交工作によって、ルーマニアも我が方に加わった! 今やチェコ人とスロバキア人の間に大きな違いはない。ドイツ人か、それに立ち向かう人々かだ!



我々とドイツでは国力に差がありすぎる。要塞線に籠っているだけではジリ貧だ。戦線の穴は積極的に穿て! 戦車隊、前へ!


フランスの状況は

芳しくない。突然の戦争に、国内では反戦デモが吹き荒れている。軍需品の生産工場の多くが、ストライキやサボタージュに遭っている。徴兵忌避も少なくない


こちらにも余裕があるわけではない。ハンガリーからの圧力も気になるところだ。何としてもライン川を越えてくれ。ルール地方を抑えれば、奴らの継戦能力を大きく削ぐことができる

善処する。しかしドイツめ、よくも我々の善意をコケにしてくれたな

宥和の言い訳は後でいくらでも聞く。今聞きたいのは、ライン川渡河の報告だけだ!

大統領、我が部隊はベルリンまであと2プロヴィンスのところまで迫っています! 最後の一押しのために後詰の部隊を!


無理だ! これ以上前線を薄くすることはできない。現有戦力で対処せよ

クソ、ドイツめ、マジノ線を迂回するつもりか


こちらもズデーテン東部のポーランド国境付近が危うい。阻止攻撃をかけているが、突破されるのは時間の問題だ。ベルリン方面のテサリクを呼び戻せ! 作戦を変更する


ベルリン方面への攻勢で薄くなった南ドイツを突破し、フランス軍との連絡線を確保、南ドイツの大規模包囲を狙うぞ!

アウトバーンで戦車転がせ~




あ

あ
つづく
次
HoI4まとめ