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ないたー
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1.ごきげんよう。ナイ夕ーです。

7.夕 ないたー

 「我々の時間を我々以外の人間がそうと決めたから、今日が7月7日である」という説明をした日から、地球が365周してしまいました。
 そのことを地球の外から観測したわけではありませんが、現代科学においては真実とされています。
 あ、僕は現代科学を信じていますから、このことに疑いはありませんよ。
 365周するさまを僕の目で見たわけではないと言いたかっただけです。


 ああ困った。また地球が365周してしまった。その間に太陽の周りも1周してるらしいですよ。
天文学的イベントですね。
 どうですか皆さん。時速1,700kmの廻転の上で、あなたは、あなた以外の人間が決めたあなたを縛る鎖を一つでも解くことができたでしょうか。

 あなたが、あなたの手であなた自身を定義していくことは、あなたがあなた自身であるために必要なプロセスですからね、今からでも遅くはありません。


 何を物差しとし、何を是とするかもまた、あなた自身が選択する必要があります。
「己が目で見たものでなくては、例え科学が是と言っても私には非である」というのもまた一興。
 なんなら、僕はどちらかというとそういう人間です。
 言われたことを鵜呑みにしてしまいがちと自覚しているので、そうしないよう心掛けています。


 もちろん、自らが選んだものばかりでなく、一夜ごと、宿夕の積み重ねもまた自身を形作っている事物ですが、そこにはあなた以外の誰かが決めた物差しによって定義されたあなたがいることを忘れないことが一歩目なのではないかと、そう思うわけです。

 物差しはあなたも当てるものであり、当てられるばかりのものではないのです。

 このあたりの発想は、平沢進の楽曲から得たものが多分にあり、僕がこうして文章を書いてみたり、あるいは楽器を演奏したりしていること自体からも深まっているものがあります。 
 平沢氏が長年訴えてきたことを一朝一夕で†完全に理解†しているとは思っていませんし、盲目的に信じているわけではありませんが、ある部分において礎となっていることは間違いありません。
 これはいつか別の記事でお話ししましょう。


 失礼、話がかなり逸れてしまいました。
 今日が暦の上で7月7日だという話でしたね、僕の癖の強い思想は全く関係ありませんでした。

 年に一度の恒例シリーズですね、御贔屓衆にはおなじみの。はじめましての方ははじめまして。
 当ウェブサイトには、この日に全ライターが記事を上げるという文化があるのです。となるとこのサイトにはライターが1人くらいしかいない可能性も浮上してくるのですが、賢明な皆さんはお気づきにならない方がよろしいことです。

 この日って、空模様を気にする数少ない年中行事の一つだと思うんですが、晴れていた試しがない気がします。気がするだけで、気象庁か何かのデータを遡れば無いわけないんでしょう。
 いや、梅雨時期なんだから雨なのが当然か。
快晴で満天の星空なんてこと、無かったに違いありません。
 日中は晴れ間があっても、結局夕立が雲を残していったりして。


 ところで、これは長年抱えている気持ちなんですが、
>「曇ってるから、織姫と彦星は会えなかったのかな」
 って類の発言、あまりにも、あまりにも地表の視点過ぎません?
 あまりにも関係が無さすぎる。

 2人が年に一度会える日なことには間違いないと思いますけど、それは下界の人間が観測できるかどうかには関わらなくないですか?
 雲の上というか、空の上というか、天の川を挟んで会ってるに違いなくないですか??
 これ、割と小さいころから釈然としていなくて、「いや晴れてる場所もあることだろうし、ここが曇ってても関係ないんじゃない?」とずっともやもやしてました。
 その曇り空のようにね。

 いっそ「曇ってるのは、きっと二人とも恥ずかしがってるのよ」くらいのファンタジーさでいてくれた方がいい。
 ちゅーとかしてるんじゃないすか、知りませんけど。


 何がタチが悪いって、大人が子供に伝説を語って聞かせる割には別にそこまで興味も無いから、「ここ以外の場所で晴れてるところもあるんだから別に会えてると思わん?」などと夕食時に話しても大して取り合ってもらえないところですよね。
 完全な主観および偏見ですが、これは間違ってはいないと思う。数多くの子供が釈然としない思いをしてきたに違いないね。

 大人って、割とこの手のファンタジーへの疑問に取り合ってくれないですよね。
「そうだね、ちゅーとかしてるのかもね」って言ってくれた大人がいる経験をした人は恵まれてますよ、絶対(クソデカ主語)。

 大体「じゃあそうなんじゃない?」とか「曇ってるんだから違うでしょ」とか言われて終わる。
 違うわけはないだろ、大気という大気が雲で満ちてるわけねえんだから。
どっかは晴れてるに決まってんだろ。許せねえ。
 そうやってね、なんでもそうやってるとこういう人間が育つんですよ、この世の大人の皆さん。
 朝な夕なに「己を縛る鎖がどうだ」とか言ってる人間がね。

 某氏に言わせればそれはむしろ…とか言い出すとまた逸れに逸れるので止めておきましょう。あぶないところだった。
 言いとーて言いとーてしゃーないようですね、この人間はね。

 ごきげんよう、ないたーです。
 皆さんにご挨拶をしたばかりで大変恐縮ですが、この記事は程なくして終わります。

 今ここに、全てのパーツが揃いました。

 7月7日という今日この日を表すあの熟字訓、小学一年生が単漢字と一致しない読み方に一番最初に疑問を抱くであろう伝説の読みを持つ熟語がここに顕現します。

1.ごきげんよう。ナイーです。
2.宿の積み重ねもまた自身を形作っている事物ですが
3.一朝一で†完全に理解†しているとは思っていませんし
4.結局立が雲を残していったりして。
5.などと食時に話しても
6.朝ななに「己を縛る鎖がどうだ」とか言ってる人間がね。

 そして、この記事のサムネイル

灰色一面の画像に見えるだろうか?


 コントラストを徐々に下げていくと….

 つのが集まった今こそ、この記事が「七夕」記事だと、ここに宣言します。

 ではまた。

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