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ないたー
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「でこぼこフレンズ」最強キャラランキング

ないたー

瓦落多思考物 #5

 ごきげんよう。ないたーです。
 突然ですが皆さんは、

/デデーン\

「『[〈【[〔《でっこぼっこふれ~~~~んず》〕]】〉]』」


  /
   コンコン
  \
 で始まるアニメーションを知っていますか。僕は知っています。

 2歳頃から楽しめる教育エンターテインメント番組『おかあさんといっしょ』内で、2002年4月から2011年3月まで放送されていた大人気ショートアニメ『でこぼこフレンズ』。
 
 当初は12組、のちに6組追加となった総勢18組の個性豊かなキャラクターがドアをたたいて登場し、パフォーマンスして帰っていくそのスタイルで、日本中の幼児はおろか数多の父母をも虜にした伝説のコーナーです。今回はいったい誰が出てくるのか、あの赤い扉が開くのを固唾を飲んで見守った方も多いことでしょう。

 冒頭の「デデーン」のフレーズも大変印象的ですし(D augというコードがいい味を醸し出していますね)、この「デデーン」で始まる曲『ぼくときみ』も名曲としてその名を馳せています。

 そんな『でこぼこフレンズ』を見ていて、テレビの前のよい子たちが一度は気になったであろうあの疑問。
 そう、
 「この中で一番つええのは誰なのか」
 という疑問です。

 これまで誰も触れることのできなかったこの禁忌の難問に、今日は挑んでいきたいと思います。


<エントリーメンバー>
 さて、ここで早速お詫びなのですが、このわたくし、『でこぼこフレンズ』で履修済みなのは12組の初期メンバーだけなのです。
 追加6組勢も存在は知っているのですが、何しろリアルタイムで見ていないという重たいハンディキャップがあります。今回は公平を期すため、十分に考察できる初期12組を対象にしていきたいと思います。また、さらに公平を期すため、下記サイトで視聴できる『でこぼこフレンズ』全96話を見直して臨むことにしました。
 『Prairie Kids プレイリーキッズ でこぼこフレンズ』

 エントリーメンバーはこちら。
1 はなはなマロン
2 ケン・バーン
3 たまごおうじ
4 メロディーヌ
5 どんぐりん
6 オオガーラ+ムクムク
7 あなくま
8 サボサボ
9 ふじおばば
10 くいしんボン
11 じょうろう
12 カランコロン

 12組も考えていくのか。この記事、だいぶスクロール距離が長くなるんだろうぁ。


1 はなはなマロン 強さ:★★★☆☆
 早速登場したのは、『でこぼこフレンズ』の顔ともいえるこの方。
 「鼻を大きくするのが得意」と自称するとおり、「鼻を膨らませられる」という固有能力を持ちます。
 正面から見たときには自分の姿を隠してしまうほど膨らませられることで、鼻の影から予測不可能な攻撃が繰り出せるでしょう。さらに、鼻が膨らんだ状態では浮遊すら可能であり、他キャラの追随を許さない空中攻撃が可能です。また、なわとびで二重飛びを披露しているなど、自身の身体能力も一定程度あるように見受けられます。
 一方で、膨らませるのために気張る時間が必要であることや、能力の持続時間が不明であること、浮遊はできても空中移動はできないことが難点となりそうです。

はなはなマロン

2 ケン・バーン 強さ:★★★☆☆
 人によってはトラウマでもありそうなこのキャラ。
 歯が鍵盤になっており、自らそれを弾くことでアコ-ディオンのような音色を奏でることができる能力者です。みたところ1オクターブ分の鍵盤しかなさそうなのですが、出ている音はその音域より広い気がするので、歯を弾く以外にも音を出す方法を持っていそうです。歯を見せずにしゃべっている様子も見られるので、歯は出し入れ可能なのかもしれません。音楽による精神攻撃はなかなかのものでしょう。
 また、登場時のように、空中を左右に揺れながら移動する能力を持っており、攻撃の回避には一役かっていると思われます。
 一方で、虫歯になると不正解のブザーのような音になってしまうデメリットがあるほか、物理的な攻撃方法を持たなさそうなのがネック。

ケン・バーン

3 たまごおうじ 強さ:★☆☆☆☆
 ものの情報によると「おうじ」は自称らしいこの方。
 それなりに年齢が低いのかただのあわてんぼうなのか、靴下を左右間違えて履いてきたり、走り回っている間に手からソフトクリームを落としてしまうほどにはドジっこ。
 感情が高ぶると頭の卵(?)がゆだって割れてしまいますが、そのほかには目立った能力が無いと言わざるを得ません。地面に置いてあるサッカーボールを蹴るのにも空振りしているなど、身体能力は低めな様子。
 頭が割れた瞬間に相手が驚いて動きを止めることが期待できなくはないものの、むしろ割れるまでに自身が身動きができなくなっていることもあり、逆に隙を突かれてしまうリスクの方が高そうです。

たまごおうじ

4 メロディーヌ 強さ:★☆☆☆☆
 「うたとすきっぷが だーいすき!」な女の子。
 様々な楽器を自在に使いこなす多彩な少女ですが、正直それだけでは戦えないと言わざるを得ません。
 スキップで自由自在にあちこち駆けまわるほど体力には 満ち満ちていそうなので、そのスピードで翻弄し、相手が疲れるのを待つ戦法に勝機を見出すしかありません。しかしそうしたとて、決定力のある攻撃を繰り出すのは難しそうです。
 唯一未知数なのが、彼女が走り回った後ろに生成される8分+16分音符。あるシーンでは、これを空中に滞留させ、一気に落とす様子が見られました。この音符による視界阻害やトラップ攻撃を意図的に発生させられるのであれば、評価が変わってくるかもしれません。今後に期待です。

メロディーヌ

5 どんぐりん 強さ:★★★★☆
 「どんぐりのせいくらべ」の具現化。
 唯一の5人組で、そうであることが最大の強みになっています。抜きんでて強い個体がいるわけではなく、全員が同じ能力。しかし、それこそが武器なのです。
 器用に玉乗りをこなすバランス感覚や、身の丈の数倍の大きさはある長靴を持ち上げて運搬するパワー、体の小ささを活かしたスピード、そして常に1位を狙って争い続ける闘争心。個々の能力がそもそも高い5人が、連携して波状攻撃を仕掛けてきたときの脅威は計り知れません。ほかのどんぐりんにできることは自分にもできること、連携が失敗することはまずないと言えるでしょう。
 しかしながら、小さいが故に防御力は低く、さらに1人、2人と欠けていけばいくほど戦力は低下していくことがまさに弱点です。強みは裏を返せば弱みでもある、能力というのは紙一重ですね。

どんぐりん

6 オオガーラ+ムクムク 強さ:★★★★★
 ほかのキャラクターは難なく通り抜けられるドアから、やっと頭がのぞくほどの巨躯をもってして、それに敵うキャラクターはいないといって間違いないでしょう。
 大きさというのは、それそのものがパワーと直結します。その余りある巨体から繰り出される攻撃を防ぐことはできません。その手足を振り回すだけでも十二分に威力のある攻撃となり、すべてを破壊することができると思われます。
 また、彼の友達であるムクムクも、その機敏な動きでオオガーラの攻撃をサポートできるはずです。4つ足の生き物で走破性が高いため、偵察や索敵要員として活躍間違いなし。
 オオガーラは体が大きすぎて目立つため、相手が攻撃をかわすために視界から隠れていたとしても、ムクムクに発見されて一網打尽にされてしまう連携攻撃が目に浮かびます。

オオガーラ

7 あなくま 強さ:★★★★★
 人呼んで空間の魔術師──。
 他のキャラクターと比べて明らかに異質なキャラクターです。紛うことなき「能力」を彼は持っています。強キャラランキングを考えだすきっかけになったキャラクターでもあります。
 オレンジ色の「まるいの」を空間に配置すると、「まるいの」の中を自由自在に行き来することができるあなくま。その中にはあなくましか入ることができない上、少なくとも9枚は「まるいの」を配置できるようです。自在に張り巡らされた「まるいの」から飛び出してくるあなくまの攻撃を回避することは相当難しいと思われますし、何より「まるいの」の中にこもられては攻撃を当てることもまず不可能です。
 唯一未知数なのは、「まるいの」を洗濯している様子があったこと。もしかすると水濡れに弱いのかもしれませんが、一方で「まるいの」の中で温泉を沸かしている様子も見られたので影響はないのかもしれません。
 その陽気な性格も、強さからくる余裕なのでしょうか。

あなくま

8 サボサボ 強さ:★☆☆☆☆
 恥ずかしがり屋のサボテン。
 人前に出ることも恥ずかしがる彼は、戦闘には明らかに不向きです。そのためにこの評価とならざるを得ません。もしかすると、前線に出ない役割、例えば後方支援等では活躍できる余地があるのかもしれません。しかし、作中からそれを推察することはできないため、やはりこの評価。
 カエルが飛び跳ねただけでも相当驚いてしまい、「う~ん」と叫んで体中のトゲを抜いてしまう謎の習性。せっかくのサボテンとしての固有能力を自ら損なってしまうところも評価を下げる要因です。トゲを一方に飛ばして攻撃できそうならまだよかったのですが…。

サボサボ

9 ふじおばば 強さ:★★★★☆
 この方、非常に評価に悩みました。アニメを見直すまでは★2が妥当かと思っていたのですが…。
 彼女が登場すると空間は暗転し、彼女にスポットライトが当たります。せっかく暗転で視界を奪ったのに、むしろ相手からは狙われやすくなるのは手痛い弱点ですが、恐ろしいのはここから。「これがなんだかわかるかい」と唄いながら、懐から昔懐かしいおもちゃを取り出し、器用に遊んでみせます。年の功のなせる業、ではありますが、ここで取り出せるのは果たしておもちゃだけなのでしょうか?
 さらに驚くべきなのは、彼女が付き従えている2つの雲。どうやらここからは、雨、桜吹雪、紙吹雪など、テーマにみあった任意のものを降らせられるようなのです。もしアブナイものも降らせることができるとしたら…?
 ちょっと憶測がいき過ぎてはいるのですが、その豊富な手数と経験知、そして未知数の能力に期待を込めての評価としたいと思います。

ふじおばば

10 くいしんボン 強さ:★★☆☆☆
 『でこぼこフレンズ』界きっての狂人、くいしんボン。
 こいつはやばい。マジでやばい。「りんごの絵を描くよ」と宣言した数秒後にはりんご(3つ)を食べ終わり、「これじゃあ絵が描けないよ」と述べたり、メロンパンを半分こしたかとおもいきや「こっちはぼくの」「こっちもぼくのだよ」と宣言して食べきったり。戦闘力とは違うところに明確に”狂い”がある異次元のキャラクターです。一番ヒト型っぽいのも、その狂気に拍車をかけている感じがします。腹を叩く用のマレットを持ち歩いているのも謎。
 しかしながら、どうやら食事以外には一切興味が無さそうなうえ、トランポリンで数回跳ねるとメロンパンを食べなければならないほど腹が減るコスパの悪さが戦闘には不向き。とはいえ、ウエイトがあることはシンプルな強みですし、食べ物が絡んだ時に発揮しそうな行動力が未知数ではあるので、最低評価は免れたところ。
 やっぱり戦闘力的な部分とは違うところに強さがある気はして、人によっては★5評価にもなりそうですよね。

くいしんボン

11 じょうろう 強さ:★★★★☆
 爽やかさ、みたいなところで他と一線を画すキャラ。
 花をこよなく愛する好青年ですが、その能力はなかなかのものです。胸ポケットから取り出した植物の種に、顔と一体化したじょうろから水をやると…ものの数秒で植物が成長し、あたり一面のお花畑や、彼の身長の3倍程度の大きさの大木を生やしてしまいます。『でこぼこフレンズ』キャラの中では唯一、自身固有以外の物質に何らかの作用をもたらすことができる能力者です。
 戦闘の面では、植物を使ってやりたい放題行動できることが予測できます。足元からドーンと大木を生やして攻撃や回避ができますし、自身の周囲を背の高い植物で囲って目くらましや防御に活用したりもできるでしょう。いわゆる近接戦闘特化キャラ、彼が頭から水を撒ける範囲においては、攻守そろったバランサーと言えるでしょう。
 しかし、じょうろの中が空っぽになってしまったときが不安ですし、そもそも能力は水にあるのではなく、急速成長する種を使っているのかもしれませんよね。どっちみち水が届かない範囲には手を出せないことが弱点ですが、その必要がない立ち回りで真価を発揮できるキャラクターだと思います。

じょうろう

12 カランコロン 強さ:★★☆☆☆
 オレンジジュースの母と、大きな氷の父を持つ[要出典]という、異色の出自を持つ彼。
 実態が液体という、興味深い生態ですが、それ故に強さは低くならざるを得ないところです。何しろジュースをこぼさないよう慎重に行動しないといけないうえ、中身をこぼせばこぼすほど顔が縮小し、液量の回復には1日待たないといけません。
 しかし、さすがバランス感覚には優れており、こぼさずにブランコを漕いだり飛び箱を飛んでみせるなどの姿を見せています。身体能力も高そうです。また、こぼれそうな行動を自らとりつつも、その緊張感を楽しんでいる様子もあり、意外と攻めの姿勢も見られています。
 ジュースをぶちまけるなどして相手の行動を阻害できそうですし、むしろジュースが減ることで自身は行動しやすくなっていきそうな気もしますが、デメリットの方が大きいように感じられるため、この評価に落ち着きました。

カランコロン

 ながかった~~~~~~~~!!!!
 あのね、全編書きおろしってだけじゃないんですよ、描きおろしなんですよ!!!

 この記事を書き終わるまでにペイントで絵を描く能力が相当上達しましたね。そんなね、絵を描くツールなんて持ってるわけないんですよ、こちとらマウスとCtrl+Zを駆使してるんですよ!
 みんながみんなキャラクターをわかるわけじゃないだろうから添えたくなるじゃないですか、絵。
はなはなマロン楽勝やろwって思ってたら、次のケン・バーンで心ぽっきりいったね!一番適当でごめんね!

 いやはや、さておき、僕はタイトルで「ランキング」と書いたのに、結果的にはTier表、いわゆる評価表みたいになってしまいました。もう許して。
 集計したものがこちら。

でこぼこフレンズtier表

 正直異論はあると思いますし、むしろ大歓迎なのですが、結構的を得たものになってるんじゃないかと思いますね。
 僕は満足しました。「あなくま、強すぎんか?」から思いついたこの記事、完走して僕は満足しました。
 今後、追加6キャラについて追記することはありません。
あとは、例えばじょうろうがカランコロンを補充しながら戦えば強いんじゃないか、みたいな連携プレーも起こり得るとは思うのですが、その組み合わせを考え出すとマジ無限なので、追記することはありません。
むしろ皆さんの考察を聞きたいので、コメント欄やTwitterリプ欄にお越しください。

 いやー満足した。

 ではまた。



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 Twitterアカウントを開設しました。あんまりたくさん呟くと記事にしたいことがなくなってしまうので使い方には悩んでいますが、今後細々と続けていくつもりの創作物の発信源にしたいと思っています。記事へのご意見なんかもお待ちしてます。

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