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ないたー
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たなばた〜その真実に迫る〜

 ごきげんよう。ないたーです。

 今年もこの日がやってきました。私がこのtetrarchiaで鮮烈なデビューを飾ってから1年が経ったというわけですね。あの大人気企画が帰ってきました。

 前回の七夕記事は、なんというかお堅い文章を書いてしまいました。緊張してたんでしょうね。

『たなばたさま』の歌詞を引用して、「身の回りのことでも知らないこと意外と多いけどさ、そういうことを一つ一つ知っていくの結構面白くね?」的なことをお伝えしたつもりです。

 

 今回は、「たなばた」——というものの本質に迫っていきたいと思います。


 まず、今私が持っている「たなばた」知識を列挙すると、確か中国の伝説だか神話だかが発祥で古に日本にも定着したもので、織姫と牽牛が年に一度だけ会えると言われている日で、行事食は素麺である、といったくらいのことでしょうか。

あとはまあ「たなばた」は「七夕」という熟語の訓読み、いわゆる熟字訓だということですね。

 織姫と牽牛のような逸話の類に後から名前がつくのはよくあることです。今の政府のことをわざわざ東京政府などとは呼ばないように、江戸幕府も南北朝時代も後世の呼称であり、当時はそのようには呼ばれていなかったことでしょう。

 

 つまり、たなばた伝説における「たなばた」という名称というのは、既存の伝説を後からそう呼んだに過ぎないはずです。これでは「たなばた」の本質とは言えません。

一旦伝説のことは忘れてしまいましょう。


 ところで、「たなばた」に最も近い単語として知られているのは「たなぼた」で間違いありません。

「たなぼた」は、かの有名な諺『棚から牡丹餅』の略称で、この諺には「まったく努力せずに思いがけない幸運に恵まれることのたとえ。(コトバンクの同項ページから引用。なおコトバンクは『ことわざを知る辞典』からの引用。)」という意味があります。

 このことから、「たなばた」も何かの略称であることが考えられます。

まず思いつくのは“バター”ですよね。『棚からバター』——物価高のこのご時世、食べたら無くなるおやつ程度の牡丹餅よりも、そもそも価格が高い上に料理のバリエーションが広がるバターが落ちてきてくれた方が、よっぽど嬉しい気がします。

この場合、「たなばた」は「たなぼた」の上位互換であると言えますね。

 略称については、こじつけようと思えばいくらでもできてしまうというか、「たまりにたまった ナンプラーを バックドロップしながら タニシにかける」とかやり出すとキリがないのでこの辺にしといてやりましょう。


 次に「たなばた」に近い単語を考えたところ、「かわばた」という文字が朧げながら浮かんできました。

そこで早速、僕の友人に「この世で最も有名はカワバタは誰か」と尋ねたところ、即座に「慎吾かな〜やっぱ」と返ってきました。

 川端慎吾氏は、2005年高校生ドラフト会議3巡目で東京ヤクルトスワローズに入団し、以降18年にわたって在籍している、現在も現役の内野手です。

怪我に苦しみながらも1軍でのプレーを続け、今では代打の切り札として存在感を放ち、まだなお活躍を続けるベテラン野球選手。確かにこの世で一番有名と言って差し支えないでしょう。

 ということは、「たなばた」は実質的にこの世で最も有名な野球選手であるといえます。

 友達が川端慎吾氏についてもう少し語りたそうな雰囲気を醸し出していましたが、アインクラッドに閉じ込めておきました。しばらく出てこないでしょう。


 ここまで「たなばた」の本質を皆さんと一緒に考えてきました。その結果、「たなばた」は「たなぼた」の上位互換で、この世で一番有名な「かわばた」であるということがわかりましたね。

 今回も、皆さんにお伝えしたかったのは「身の回りのことでも知らないこと意外と多いけどさ、そういうことを一つ一つ知っていくの結構面白くね?」ということに他なりません。

 こうして僕も皆さんもまた一つ知見を深められたことを嬉しく思います。また一歩天才に近づいたことですし、僕は素麺でも食べてこようと思います。皆さんも良い七夕をお過ごしください。

 ではまた。

 

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 Twitterアカウントを開設しました。あんまりたくさん呟くと記事にしたいことがなくなってしまうので使い方には悩んでいますが、今後細々と続けていくつもりの創作物の発信源にしたいと思っています。記事へのご意見なんかもお待ちしてます。

※当たり前ですが全部適当です。


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