皆様おはようございます、こんにちは、こんばんは。
haruです。
夏といえば何を思い浮かべるでしょうか。
お祭り?フェス?BBQ?
私は海を思い浮かべます。
なんでだろうな。夏の暑い日、もくもくの雲、青空、そして海、みたいなシチュエーションが思い浮かびます。
今年の夏も暑くなりそう。どうかご自愛くださいね。
さて、今日はいつもとは違う、少し短めのエッセイを。
というのも、tetrarchiaに滞在するようになって早2年と3カ月ほど。
今回初めて七夕企画に参加です。イエーイ。
とは言え、私にとって七夕はあんまり思い入れがあるわけではなく…。
もしかするとこの記事を読んでいる方も同じ感覚の方がいるかもしれません。
なので、何番煎じかわかりませんが、七夕の物語を読みながら、私なりの感想をお話していきたいと思います。
あなたはどんな風に七夕の物語をとらえるかな、ぜひ教えてください。
天空の主の娘で、機織りの名人だった織姫は、働きものの牛飼い 彦星と恋に落ちて結婚しました。 しかし結婚後、働き者だった2人は恋にかまけ仕事をしなくなり、それに怒った天空の主は2人を天の川の両岸に引き離します。 泣いてばかりで悲しみに暮れる織姫を不憫に思った天空の主は、一生懸命頑張れば年に一度だけ2人を会わせてあげると約束し、2人は仕事に励み年に一回の逢瀬を楽しむようになった、というお話。
やば。
恋は盲目とはまさにこのこと。
もともと働きものだった二人が結婚を機に、全然働かなくなる。
それに怒った奥さんのパパが激怒して二人を引き離す。
けれど娘があまりに病んでしまったので救済措置で年一で会うのは許してあげるよ、仕事頑張りなさいね、と伝える。
年に一回の逢瀬のために二人はもう一度お仕事を頑張って生きました。
ちゃんちゃん。
…なんというストーリー。
子供のときは年に一回しか会えないのかわいそうだな、とか、雨が降らないようにお祈りしよう、とか思った記憶がありますが、そもそも結婚して働かなくなっちゃうのは二人が良くないのでは、いな、二人が良くない。
しかし、このお話、案外親近感があるというか、現代でもよくあるお話なのかな、とも思うのです。
別の資料を読むと、織姫ちゃんは秋の豊作を願う際に神様が着る衣を作るクラフトマンで、かつ機織りの名手。そんな彼女は織物づくりばかりやっていて恋愛やファッションには無頓着。年頃の娘がそんな状態では…と心配したパパは、これまた働きものの青年 彦星くんと娘をつなぐわけですね。
そんな二人は一目ぼれし、これまでの人生でやってこなかった恋愛にのめり込む。
私は過去に大大大好きだった人がいました。
それまで真剣に他人とお付き合いした経験もなかったので、私にとっては最初の大恋愛。
私の場合は彼との生活のために仕事に明け暮れたわけですが、同棲する前、彼とのデートのためになけなしのお小遣いを使って週に2~3回会っていました。当然お小遣いにも時間にも限度はあるので、友達や家族との時間を減らして彼と会っていました。
好きな人と過ごせること、それは当たり前ではありません。
そもそも好きな人が出来ることも当たり前ではありません。
仕事に生きがいを感じていた織姫ちゃんにとって、彦星くんとの出会いは衝撃的だったのではないでしょうか。
人生が180度変わるような、世界に色がついたような。
彼と一緒にいるだけで、彼の隣にいられるだけで、ああ、なんて幸せなんだろうか。と。
恋や愛は、時に人から冷静さを奪います。
関係が終わってから振り返ると「なんであんな人を好きになったんだろう」「ああ、別れてよかったな」と思うような経験をされた方もいるかもしれません。
でも、好きになってしまったこと、それは抗えないことなのではと思うのです。
好き、という感情、そもそも感情全般はお金では買えません。
自分の中で発生するものです。
織姫ちゃんと彦星くんの物語は、現代の私たちにも通ずる「恋」の楽しさ、そして愚かさ、弱さ、そういったものを感じ取れるのかなと、私は思いました。
とはいえ、私は一般人、織姫ちゃんは神様の娘で神様に献上する衣を織る名クリエイターですから、立場は全然違いますね…。
今年の七夕は晴れるでしょうか。
織姫ちゃんと彦星くん、一年に一度の逢瀬を楽しめるといいな。
文通とかするのかな、もしかしたらビーリアルとかやってるのかな。
案外毎日LINEで電話してたりね。
実は3年前の七夕に、七夕をテーマにした曲を作りました。
今日はその曲でお別れです。
https://youtu.be/36Afei0m7SE?si=jm3_AbmHOkWaDPNn
また、会いましょう。
haru
◎参考サイト(ありがとうございました)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E5%A4%95
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