創作活動をしているうちに、「何をすればいいのかわからない」。そうなってくること、あります。私もよくあります。
けれど、創作活動で得られる収益で生活をしていたり、目標を掲げているのにモチベーションが低下してしまったり。
これは致命的です。
今回はそんなお悩みに直面してしまったとあるクリエイターと、私のお話です。
きっかけは、アカウントがバズってしまったこと
今回の相談者の方は、本業で既にインフルエンサーとして活動をしていらっしゃる方でした。
久しぶりに話そうということになると、早速本題に。
「息抜きで始めたTwitterアカウントがバズってしまい、フォロワーがおよそ1万人ほどまで膨れ上がってしまった」
本記事を執筆時点では私のTwitterのフォロワーは100人、tetrarchiaに至っては20人のていたらく。ただただ羨望といったところだったが、続けて話を聞いていくと、そのアカウントをどう運用していくか悩んでいるとのこと。
「せっかくなので投稿に関連したグッズでも販売しようかと思っているが、どうしても先が見えてしまう」
なるほどな、と、軽く状況を聞いて、その日はそのまま話を終えた我々。
そして翌日、改めて相談に回答する機会をいただきました。
そのイコンにみんなが求めているものは
翌日。打ち合わせを始めて早速、ひとつの提案をさせていただきました。
それはごく簡単なことです。
「モノではなく、経験を売ること」
インフルエンサーといえば、モノを言うのはフォロワーの数。それは極めて当たり前のことですが、私はそこにひとつ、意義を唱えました。
「結局そのフォロワーのうち、どれだけの人がグッズを買ってくれるんでしょうか」と。
現在の状況を再確認します。
- そのインフルエンサーさんは、今回のアカウントとは別で、既に活動をしている
- 本業の活動だけで十分な収益を得られている状況
- 本業と関連のないアカウントなので、相乗効果は期待しにくい
- 軽い物販をしようと思っているが、その先については考えていない
そんな状況をみて、まず私は「経験を売りませんか」と、提案しました。
あなたにとっての当たり前が、当たり前ではない人たちがいる
まずもって、相談者さんは、既にインフルエンサーとしてそれなりに名のある方です。
せっかく手に入れた新しい名義で物販をすることは、確かに小銭稼ぎにはいいかもしれません。ですが、それにかける準備であったり、売り上げ、個人情報、ECサイト利用手続きなど、管理しなくてはならないことが多くなります。
既にうまくいっている本業の時間を圧迫してまで、そこに時間をかける必要はないのではないか、ということをアドバイスしました。
そして経験を売るというのは、Twitterでのバズり方を教えることをしてはどうでしょう、ということを提案させていただいたのです。
例えば私なんかもそうですが、Twitterを伸ばしたいけど、うまく伸びない。運用がうまくいかないと悩んでいる人は多い。
片やその方は、暇つぶしで始めたサブアカウントが、あれよあれよと1万フォロワー。
たとえばTwitterで検索をかけて、伸び悩んでいそうなアカウントを、いくつかその方に共有してみる。
「これ、伸ばせそう」と、尋ねると、さも当たり前のように、その方は笑うのです。
「余裕ですね」と。
投資家の視点で俯瞰する
本業は、自分が最も得意なやり方。
新しいものを始めるときは、どうしても本業と同じやり方に頼ることが多くなりますが、ときにはそこから脱却し、全く違うことをしてみるのもいいことです。
今回の相談者の方とは、今後も定期的にお話をさせていただきながら、事業を大きくしていこう、ということになりました。
もし、自分の創作活動に悩みがある方がいれば、お問い合わせフォームからお問い合わせください。
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いろんなクリエイターと繋がれる、オンラインコミュニティを立ち上げました。
こちらもご興味があれば、覗いてみてください。