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クリエイターの生み出す「経済圏」のお話し

先日、クリエイター・エコノミーというものを知った。
その概念というか、そのものは何度も目にしたことがあったし、その渦中にいたことすらあったし、そもそもこのサイトの立ち上げも、クリエイター・エコノミー的な要素を孕んでいたものではあったが、体系的に、その内容を知ろうと思ったことはなかった。

だがこれが、なかなかどうして面白い。

当サイトは、クリエイターの発信の場としての役割を担う場所だ。

この場所から、新しい「クリエイター・エコノミー」が広がっていくことを願い、クリエイター・エコノミーについて簡単に、ここに執筆することにした。

クリエイター・エコノミー

ここで話に出るクリエイターとして最も想像に易いもの。それは間違いなく、ユーチューバーだろう。
彼らは自らのメディアをYouTube上に持ち、基本的には、投稿した動画による広告収入などを中心とした経済活動を行っている。

だが、一定の発信力を持ったユーチューバーは、次の段階へ移行する。
例えば、自らの手掛けるグッズやブランド商品の販売。有料ファンクラブによる限定コンテンツの配信なども、これに含まれるだろう。

自らの発信力を担保にして、ファンの生活の中に入り込み、ファンをビジネスの中に取り込んで、経済圏をどんどん広げていく。
さながら戦前のブロック経済のようなものが、クリエイター・エコノミーだ。

かつては、芸能事務所などを含めた企業がインフルエンサーを生み出し、それを広告塔にしていた時代もあったが、今は違う。
少しインスタグラムで検索をすれば、売れないグラビアアイドルよりも発信力のある女子大学生が、簡単に見つかる時代だ。
ある意味では、経済を動かしている中心になりつつあるのが、クリエイター・エコノミーと言えるのかもしれない。

みんなで作ろう「経済圏」

例えば私が知っている範囲でも、SUZURIや、BOOTHのような、オンラインショップ作成支援サービスがある。
これらを活用すれば、誰でも簡単に、オリジナルのグッズを作成・販売し、利益を得ることができる。

例えばあなたがある程度知名度のあるクリエイターであれば、こういったサービスを利用することで、グッズの収益を期待することができるだろう。

さらに言えば、期待値としては非常に低いだろうが、グッズを入り口として、クリエイターとしての活動に対して興味を持ってくれるファンもいるだろう。

クリエイターが大きくなっていく過程で最も大切なことの一つが、「露出の多さ」だということは、書くまでもないことの一つだ。

様々なSNSにアカウントを登録するだけでなく、オリジナルグッズの販売や、有料ライブの開催など。
その経済圏は、一つの国だ。
大きな国であれば、自国だけの経済圏で、国民を養っていくことができるだろうが、小さな国は、外貨の獲得などによって、国を回している。

だから、決してその経済圏だけで生活ができなくても構わない。
給与所得で生活をしながら、趣味で経済圏を築いても構わない。

ちょっとした興味本位で、あなたにしか作ることのできない「経済圏」を、築き上げてみてはいかがだろうか。

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